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第53回宣伝会議賞 チャレンジブログ(グランプリ受賞者輩出)

日本最大規模の公募広告賞「宣伝会議賞」に挑戦する応募者10人のブログ。同企画初となる、チャレンジブロガーからのグランプリ受賞者(今野さん)を輩出しました。

オリエンテーションも広告

 今野です。宣伝会議の最新号を買い、オリエンテーションのページを読みました。今回はその感想を書きます。

 

そこには各社が応募者に考えてほしい3点


①ターゲットや市場環境
②特徴やセールスポイント
③応募作品に期待すること、制作にあたっての注意点


が載っています。という訳で応募者にとってヒントとなる情報が満載なのですが、このオリエンテーションの文章自体が応募者にとっては広告だなーとも思いました。文章によっては考えるための情報だけでなく、考えたくなる訴求効果があるからです。

 

 

 特にアットホームさんとキッコーマンさんのオリエンテーションには、感銘を受けました。あくまで僕にとっては、です。

 

 そもそもこういうオリエンテーションの文章は基本的に社の意向を汲んで、中立客観的な文章になりがちになってしまうと思うのです。それが悪いことだとは思いません。ただ上記の2社はその意向を申し分なく伝えた上で、それぞれ筆者の想い(主観)が滲み出ているように僕には思えました。そこに僕は惹かれたのです。

 

 唐突ですが僕は大学時代、ギリシア悲劇を専攻していました。ギリシア悲劇が誕生した時代は民主制の礎を築いた時代ですので、登場人物達(神も)は言葉で相手を説き伏せるのが巧みです。

 

 彼らが相手を説得して成功する時、2つの鍵があると担当教授に教わりました。それは「論理」と「感情」です。その2つが上手く調合された言葉が相手の心を変えていました。

 確かに理由を述べるような論理だけだと、本当にこの人はそんなこと思ってるのだろうか?という疑念や無味乾燥な印象を受け説得力に欠けます。もう一方の感情だけでもヒステリックな印象を受け建設的な未来を想像させず、これまた説得力に欠けます。どうやら論理と感情の両方を兼ねた言葉でないと、人は聞き入れがたいようです。

 

 と、ここで本題に戻ります。僕が感銘を受けた2社の文面は論理(社の意向)と感情(自分の想い)を兼ねている文章に思えたので、おのずと「考えよう!」という気にさせられてしまいました。広告の勝利です。

 ちなみに2社とも筆者は女性です。自分が彼女たちの父親だったら自慢したくなります。自分が彼女たちの彼氏だったら誇らしくなります。自分の姉や妹でも良いなあと思います。実際はどれでもないのが残念です。

 

 具体的な文面はぜひ今月の宣伝会議誌面かウェブサイトにてお金を払って確認してください。何か提灯記事になってしまい気持ち悪いですが。

 

 強引に最後まとめますが…自分が書くコピーも論理と感情が伴ったものを目指したいです!