今野です。宣伝会議賞の応募が終わり、1週間ちょい経ちました。今回の挑戦はほぼほぼ苦しかったです!全然良いと思えるのが浮かばないし、数は出ないし…もう早く楽にしてほしかったです。
ただ締め切りの前の晩は楽しんで挑戦できました。何がいつもとそんなに違うのかはっきり掴んだわけではないですけど、自分の言葉で課題を設定し直すことが出来たからかもしれません。与えられたお題を自分が解決を目指す問題として定義付けられたら、能動的に考えられたと言いますか…
具体例を出します。夜は集中リゲインを飲んで臨んだためか、集中リゲインのコピーを多く考えました。しばらくすると問題が山積みなのに帰れないサラリーマンと自分がシンクロしました。
その時「集中リゲインを飲みたくなるコピー」というテーマが
「仕事が終わらないであきらめている人を集中リゲインで奮起させる」
という形で明文化されました。そこからは考えることが楽しかったです。
ただ前述したとおり応募期間中はほぼ苦しかったです。というか宣伝会議賞以前に、ここ20年くらい人生を苦しんで生きてしまっています!
そんな中今日立ち読みした雑誌で、スチャダラパーのBOSEさんが大人とは?という質問に対してこのように答えているのを目にしました。
「この世のすべてはつらいし、どうにもならないし、クソつまんないってことを完全に理解してあきらめた前提で、楽しくやれている人」
しばし言葉を失いました。思わず雑誌買おうかなと思ったのですが、慢性的にお金がないのを思い出して脳内に文字を焼き付けました。
その言葉と自分を照らし合わせると、僕はこの世~クソつまんないってことを何となく理解してあきらめられない上に、楽しくやれていないので、大人とは程遠い存在です。どうしたらそんな大人になれるかは書いていなかったのですが、そこですかさず解決法を求めてしまうのが子どもなのでしょう。
ですから締め切り直前の充実した時間を財産にして、これを機に自分で大人に近づきたいです。もう楽しくやれない人生にも飽きましたし!
次回以降のブログは、各課題で何をどう考えコピー制作に励んでいたかをレポートしたいと思います。