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第53回宣伝会議賞 チャレンジブログ(グランプリ受賞者輩出)

日本最大規模の公募広告賞「宣伝会議賞」に挑戦する応募者10人のブログ。同企画初となる、チャレンジブロガーからのグランプリ受賞者(今野さん)を輩出しました。

ゆるゆるさんへ

今野です。今回は担当の方から頂いた「宣伝会議賞で挑戦を通じて得た気づき」というテーマについて書きます。

 

色々あるのですが、「自分に甘い」ということに気づきました。

 

具体的にその甘さを述べます。今回の挑戦で数は少ないですが、いくつか気に入ったコピーは書けました。

 

ですがそこから数か月経ち、書いたコピーを振り返ってみると
「全然足りないなー」
と思ってしまいました。

 

大局的には目指すイメージが掴めて、結果何となくそれっぽいものが書けても、今見直すと「一字一句こうでなければならない!」というような必然性をあまり感じられません。

 

つまり「これでOK!」と精査するようなチェック機能がゆるゆるだということです。残念な話です。これから憂き目を見ることで、自分を締め上げたいと思います。

 

ついでに反省してばかりだと辛いので、自分と同じようにチェック機能がゆるゆるの方の話を紹介したいと思います。

 

そのゆるゆるの方はバイト先でお見かけしました。最近僕はネットに上げる記事をチェックする仕事をしています。どういう仕事かざっくり説明すると、初めに僕が働いている会社の人が「こういう記事書いて下さい!」と募集します。そこで応募してきたライターさんが記事を会社に送ってきます。それをすぐさまアップせずに、僕のようなアルバイトの人が誤字脱字や内容が発注と合っているかをチェックしてから、サイトにアップするのです。

 

昨日「○○賞を受賞した文学作品5選」という記事をチェックした時、そのライターさんがゆるゆるであることに気づきました。

 

この記事は高名な文学賞を受賞した作品を5つ選び紹介する記事だったのですが、その1つとしてテレビドラマ化され話題となった『下町ロケット』が挙げられていました。

 

その著者をライターさんは
「お笑い芸人として活躍されている井戸田潤さんが執筆された小説です」
と真顔で書いていたのです。

 

ネットではその2者の名前が似ていることを指摘したまとめ記事もありましたが(何にも面白くない指摘ですけど)、まさか池井戸潤さんを井戸田潤さんと間違えた上で、なおかつ井戸田さんが下町ロケットの原作者だと平気で書いて送ってくる人がいることに衝撃を受けました。

 

そして、その恐ろしいまでの思い込みとそれを本当かどうかチェックしようともしないゆるゆるさに、憤りを感じました(そのゆる記事でお金をもらおうとしてる訳ですし)。

 

そのうち、なぜこういうゆるゆるさんが輩出されたのか、根本の原因を考えてみると自分の存在にぶち当たりました。

 

そうです、おそらくそのゆるい奴は
「別に間違ってても、チェックするバイトの奴が直せば良いし」
と思ってるのでしょう。だから当てずっぽうで書き飛ばせるのです。

 

事実、黙って直しました。いやはや恐ろしい話です。憎むべきモンスターは自分の存在が生み出していたのですから…

 

この先もこの論理を追っていくと自分のバイトを完全否定することになり辞めたくなるので話を終えますが、この例で僕が言いたかったのはただ1つです。


「ちゃんとチェックしないと恥かくよ!」


人のことをあげつらいましたが、同じように自分も1次審査の方々の前で大恥をかいていることでしょう。残念な話です。