と、
自己ベストの一次審査結果に浮かれていた2月初旬。
今回は各課題別に 自分の応募本数と 一次審査通過本数を見ていきます。
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その商品名は 『 人をダメにするベッド 』
ある通販サイトの広告です。
いま爆発的に売れていて、まさに、ダメになっている人が続出中だそうです(笑)
このベッドのように、実際に売られている商品のコピーに求められる条件は、宣伝会議賞の課題として出題されるコピーの条件よりも、ずっと厳しいはずなのに‥‥
なんでしょう、このキャッチコピーの、アッケラカンとした自由さは !
なんでしょう、このビジュアルの、ユルユル~ な楽しさは !
厳しい現実と戦うコピーに比べて、宣伝会議賞に応募するコピーは、商品の売り上げも関係なく、予算の制約もなく、クライアントのムチャブリもなく、クレーマーの攻撃もなく、それこそ何の責任もなく、どんな言葉でも自由に選べるはずなのに‥‥
自分の応募したコピーの、なんと不自由なことでしょう。
この広告には、そのことを突きつけられたような気がしました。
もしも今、『 自分自身のコピ活を応援するキャッチコピーを考えてください 』
なんていう課題があったとしたら。
僕は、こんなコピーを応募したいです。
不自由に書けなんて誰もいってない。
今野です。今回は一次審査の結果について感想を書きます。
宣伝会議最新号を拡げると、チャレンジブロガーの成績紹介のページで、僕の1作品が一次審査通過した旨が記載されておりました。
ほっと胸をなでおろして、課題別でまとめられている一次通過者一覧のページに目を移しました。いったいどの課題で通過したのだろうとワクワクしながら。
すると、自分の名前がないのです!応募した課題の該当ページを何度見ても、自分の名前が出てきませんでした。
段々、本当は落ちてたのではないか?という疑惑がわき上がりました。確かにその方が腑に落ちます。
しかし、1本通過したと確かに別ページには書いてあるのです。
そこで本当にバカみたいですが
「誤植じゃないか…?」
といぶかしみ、もう1冊別の宣伝会議を手に取り、ページをめくりました。それでも残念ながら見当たりません。
いよいよ担当者の方に
「自分の名前がないのですが、本当は落ちてたんじゃないですか?」
という陰気なメールを出さなければならないのか、としばし鬱屈した思いを抱えたのですが…力なくパラパラページをめくると、一次通過者一覧の終わりの方に「CM部門」があることに遅まきながら気づきました。
今回僕はキャッチコピーの応募に絞り、CMには手を付けていなかったのですが、そういえば締め切りギリギリになって
「このアイディア、コピーよりもCMの方が活きるんじゃね?」
と思い、1本だけCMを書いたのでした。
そのCM課題の項を見てみると……
自分の名前がありました。落ちてなかったのです。
安堵の後、疑問が湧きました。安堵はもちろん本当に残ってて良かった~です。疑問は
「何でCMをもっとたくさん書かなかったんだろう」というものです。
通過したから湧く疑問と言われればその通りです。が、普段僕は芸人としてコントを作っています。コントは何かと人に簡単に説明するなら、あるシチュエーションのもと展開される短い劇のようなものです。これは多くのCMで用いられている表現方法に類似していると思います。つまりキャッチコピーよりもCMの方が、僕が意識的に取り組んでいる仕事に近いと思うのです。
ですから普段やってることが実を結んだと言えるのですが、だからこそ何でCM考えようとしなかったのだろうと、今さらながら後悔しています。CMも昔から好きですし。
そこで応募期間の間、自分が何を考えCMに応募しなかったのか思い返してみました。
すると
「本業に近い表現で落ちたら恥ずかしいな~」
というビックリするほど腰が引けた理由が脳裏をよぎりました。
本当に、自分はダサい性格だなーと思います。
来年はCMをもっと頑張ろうと思います。
お世話になっております。八木です。
久しぶりの更新になってしまいました。皆さんに会わせる顔がありませんが、読者の皆さんには多分あまり顔を知られていないので、会わせることにしました。八木です。
2月1日、とうとう発表されましたね!
日本代表DF長友佑都さんがインテルとの契約延長を発表しました。
これで長友選手はインテルで最も在籍年数の長い選手になったわけで、世界的な評価の高さと安定感を示したのではないかと思います。
あーもう!わかりましたよ、第53回宣伝会議賞の一次審査の件ですね…!
とりあえず、およそ100本で、1本通過…!!
よかった、、、、、 毎年、本屋さんに行って、ドキドキを抑えながら平常心を気取ってチラッと見るのが恒例なのですが、 あの自分の名前見つけたときのニヤニヤとめるの大変ですよね!皆さん、どうしてるんですか?マスクとかしてるんですか?それとも、躊躇なくニヤニヤするタイプですか?白黒はっきりつけたいタイプだから、いっその事、大笑いとかしてますか?
まー、皆さん発表の瞬間の感情はいろいろですが、
私は毎年、思わせぶりなことをされています。
だいたい、自分の名前を探すとき、
苗字で探すと思うのですが、
私の場合、
…
…
…
おお!八木………、明日香かよ!!!!!!!!!!!!!!!
ってめっちゃなるんです!!!!!毎年!!!!(笑)
彩香じゃないのかよっっっっ!!!ってね!!!
八木明日香さん、すごい通過してるんです!!!!
うらやましい…。。。
以上です。
引き続き、よろしくお願いします。
いうまでもなく、この時期は一次審査の結果に注目が集まるわけですが。
僕には、もう一つ注目したものがあります。
それは、『 宣伝会議 』3月号の表紙です ♪
予約してあった大型書店のカウンターにて。
まるで大学受験の合格発表に来ているような緊張感のなか、ついに手渡された表紙を見た瞬間‥‥
ひと目ぼれ、してしまいました !
本当は、すぐにでも一次審査結果のページを開きたい気分のはずなのに、まじまじと、表紙のビジュアルに見入ってしまいました。
デジタルな世界観と、アナログな世界観が、ひとつの画面上に重なり合って透けて見える構成は秀逸です !
しかもコレ、数字の部分を拡大してよく眺めてみると、一枚一枚、ぜんぶ1ドル紙幣の上に描かれているのがわかります !
まるで、造幣局の工場で紙幣にカットされる直前の、巨大なシートのようです。
ずらっと並んでいる紙幣の上から、数字の部分だけをマスキングして残すように、黒くペイントしてあります。
拡大してみると、どんな技法で描かれているのか想像できます。
この黒の、墨のような、重油のような、ふれたら指にまとわりつきそうなアナログな質感が、たまりません。
そこに浮かび上がる数字の方は、まるで、計算機の液晶画面を指でギューッと押してパッと離した瞬間みたいな、無機質なデジタル感を放っています。
画面全体のコントラストの抑え具合にも、グッときました ♪
ただ単純に、表紙を見た時に目立つことだけを考えるなら、もっとコントラストを上げて明暗クッキリと印刷することもできたはずですが、そうはなっていません。
それは、このビジュアルの《 みずみずしさ 》をそのまま伝えるために、渇いた絵に見えないよう配慮した結果だったのかもしれません。
そんな抑えの効いているところにも、思わず、引きずり込まれてしまいます。
ウォーホルより硬質で、ジャスパージョーンズより濃厚。
ですよね !
このドローイングが、『 デジタル時代の新ブランド戦略 』という特集記事のために新しく制作されたものなのか、あるいは、特集記事に合う作品を探すうちに出会ったものなのか、そのプロセスにも興味があります。
いずれにしても、僕は、過去5年間の『 宣伝会議 』の表紙ビジュアルの中で、これが一番好きです。
本当は、こういう話題こそ、課題に出ていた『 Vingle 』のネットワークを活用して、仲間を見つけて語り合えると楽しいのかもしれませんね。
世の中のほとんどの人にとっては、とある雑誌の表紙の絵。
でも、同じ興味をもつ人にとっては、ずっと眺めていたい特別な絵。
この表紙にグッときた人同士で集まってワイワイやれたら、楽しそうです ♪
Vingleに応募したコピーが全滅したことは忘れて(笑)
■ 一次審査の結果を見て思うこと。
待ってました!
いよいよです。
とうとうです。
2月1日に発売した
『宣伝会議 2016年3月号 NO.893』
第53回宣伝会議賞の1次審査結果が掲載されています。
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